人間中心設計的バンドエイド!?
川澄 2010.04.22 10:21
『WEBサイト制作者のためのHCD(人間中心設計)の理解in名古屋』という
セミナーを先日開催しました。
以前、名古屋で行われた同テーマのセミナーに参加し
『これは業界全体として、学ぶべきだ!』と強く思い、
セミナーで講師をされていた浅野先生にお声掛けし、
先生とのお話の中で、先生からのご提案を受け、実現に至りました。
(実はこれ、twitter上で結実しました!)
まず、『人間中心設計って何?』という方も多いのでは?と思うのですが
主にプロダクトデザインを中心に発展した概念で
人間に関する研究である人間工学をベースに、 使う人間の立場や視点に立って、設計やデザインを行うというものです。
その中でも『キモ』となるのは何より『観察(オブザベーション)』。 何かデザインの対象となるものに触れる時、
対象者がどのようなアクションをし、何を感じるか、というのを
つぶさに観察・分析し、それを元にデザインを検討するのです。
セミナー自体は5回編成なのですが
第1回は講義&ワークショップ。
チーム分けをしてのワークショップの課題は、
今日のブログのタイトルにもあるように
『バンドエイド』です!
課題としては、利き手を負傷した状態で
片手でバンドエイドを貼る、という行為を観察し
それを元に、『新たなバンドエイドをデザインする』というもの。
ここで面白いのは、どうしても
『女性をターゲットにおしゃれなバンドエイドを!』といった
アイディアのチームが複数出てくる事。
(ウチのチームもやってしまいました…)
これ、商品開発ではありがちですが
この場合には『人間中心設計』ではないんです。
なぜなら、観察の中で対象者が
『おしゃれじゃないとバンドエイドが貼れない!』と
言ったり、思ったりしたのでなければ、
それは制作側が後から付加した情報に過ぎないんですよね。
これは、プロダクトデザインに関わらず、
紙媒体やwebのデザインでも非常に大切な事です。
利用者に対する洞察に沿ったものでなければ
それは売り手や作り手のエゴの押しつけになってしまい、
結果にも結びつきません。
このセミナーを通じて、たくさんのものを学び
また、業界の皆さまや、お客様とも共有したいなと考えております。
HCDセミナーご案内ページに第2回以降の情報も
お出ししますのでご覧下さい♪
《最後に》
○すばらしいセミナー&ワークショップをして下さった浅野先生
○運営をお手伝いいただきました、トライデントコンピュータ専門学校の
河口先生、学生スタッフの皆さん
ありがとうございました!
次回以降もまたよろしくお願い致します。
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